バーチャル・ドメイン(読み)バーチャル ドメイン

ASCII.jpデジタル用語辞典 「バーチャル・ドメイン」の解説

バーチャル・ドメイン

1つのサーバー複数ドメインを運用する技術。各ドメイン名を使ったWebサイトや、電子メールアカウントを作成することが可能で、あたかも別々のサーバーで動いているのと同様に使える。ホスティングサービスが提供している、1台のサーバーを複数のユーザーに貸し出す共用サーバーなどで使われている。企業では、自社サイトへのSEO対策(検索されやすさ)やなりすまし対策のために、会社名、商品やブランド名それぞれの類似語、「.com」と「.jp」など、複数のドメイン名を登録することが多い。通常は、1つのドメインに対して1台のサーバーが必要だが、バーチャル・ドメインの技術を使うことで、複数のドメインを1台のコンピューターで管理でき、運用コストを抑えられる。また、1つのサーバーで複数のドメインを運用することをマルチ・ドメインという。

バーチャルドメイン

1つのサーバーに複数のユーザーのドメイン名を割り当てて、独自のドメイン名によるWebページ公開や、電子メールのやりとりをできるようにするサービス。サーバーが複数のドメインで共有されるため、専用のサーバーを用意する場合と比較して、管理コストを大きく削減できる。

出典 ASCII.jpデジタル用語辞典ASCII.jpデジタル用語辞典について 情報

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