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バーバリーエイプ Barbary ape

翻訳|Barbary ape

世界大百科事典 第2版の解説

バーバリーエイプ【Barbary ape】

霊長目オナガザル科の旧世界ザル(イラスト)。灰色がかった黄土色でうす汚れた印象を与えるサル。外見的には尾はほとんど認めえない。モロッコ,アルジェリアのアトラス山脈沿いおよびジブラルタルにすむ。別名マゴットmagot。ニホンザルより少し小さく,体毛は長くて縮れぎみで,ニホンザル同様耐寒性が強くて積雪地帯にも生息する。北アフリカ,ヨーロッパに生息し,かつアジア産でない唯一のマカク属のサルであるが,洪積世にはこれらの地域にもより広い分布域をもっていた。

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世界大百科事典内のバーバリーエイプの言及

【サル(猿)】より

…キリスト教が支配的になると,猿は邪悪なもの,悪魔的なものとして忌みきらわれた。しかし,ジブラルタルに移されたバーバリーエイプは,18世紀初めにここを占領したイギリス軍によって幸運のシンボルとされ,今日に至るまで手厚く保護されている。一方,多くの猿を産するアフリカでは,猿を神格化するのがふつうで,古代エジプト人はマントヒヒを聖獣とみなし,死後はミイラにさえした。…

※「バーバリーエイプ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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