バーレーン要塞(読み)バーレーンヨウサイ

デジタル大辞泉 「バーレーン要塞」の意味・読み・例文・類語

バーレーン‐ようさい〔‐エウサイ〕【バーレーン要塞】

Qala'at al-Bahrainバーレーンにある遺跡。首都マナーマの西約5キロメートル、バーレーン島北部に位置し、ペルシア湾に面する。14世紀にアラブ人が築いたとりでの跡に、16世紀にポルトガル人が現在の要塞建造。20世紀半ばに発掘調査が始まった。メソポタミア文明インダス文明を結ぶ交易要衝として、少なくとも紀元前2300年頃には栄えていたと見られ、古代都市ディルムンがあった場所と考えられている。2005年に「バーレーン要塞、ディルムンの古代の港と首都」の名称で世界遺産(文化遺産)に登録された。カラートアルバーレーン

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android