…また,ビバルディの《四季》の《春》を編曲したコレットMichel Corrette(1709‐95)のモテット《主をほめたたえよ》のような例もある。 古典派以降ではハイドンやベートーベンによる多くの民謡編曲とともに,リストの一連の〈パラフレーズparaphrase〉のように交響曲やオペラのピアノ編曲が盛んに行われた。これは音楽が愛好家全般に開かれたものとなったことを示している。…
※「パラフレーズ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...
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