パルス変調(読み)パルスヘンチョウ

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「パルス変調」の意味・わかりやすい解説

パルス変調
パルスへんちょう
pulse modulation

パルスの振幅,幅,周期などを音声などの変調信号に応じて変化させること。振幅を変化させるものをパルス振幅変調 PAM,幅を変えるものをパルス幅変調 PWM,周波数や位相を変化させるものをパルス位置変調 PPMという。ほかに信号を符号化して送るパルス符号変調 PCMなどもある。パルス方式ではパルスとパルスの間に,他の変調パルスを入れることで多重化通信ができる。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

世界大百科事典(旧版)内のパルス変調の言及

【時分割多重通信】より

…時分割多重化された各回線のパルス列は,パルスの種々のパラメーターを変化させることにより回線情報を担うことができる。これをパルス変調といい,その方法として,情報内容をパルスの振幅,位置,長さまたは幅,数またはコード(符号)などに変換する方法がある。これらの中で,通信伝送路の雑音などの妨害に対して強いパルス符号変調方式が,時分割多重通信方式として広く用いられている。…

※「パルス変調」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

2022年度から実施されている高校の現行学習指導要領で必修となった科目。実社会や実生活で必要となる国語力の育成を狙いとし、「話す・聞く」「書く」「読む」の3領域で思考力や表現力を育てる。教科書作りの...

現代の国語の用語解説を読む