PCM(読み)ピーシーエム(その他表記)PCM

デジタル大辞泉 「PCM」の意味・読み・例文・類語

ピー‐シー‐エム【PCM】[pulse code modulation]

pulse code modulation音声映像などのアナログ信号を、パルスの列に置き換えてデジタル信号にする方式の一。信号サンプリング周波数で一定時間ごとに分割し、振幅の大きさを量子化ビット数に対応するパルスに変換する。ひずみ雑音が少ないのでオーディオ放送に用いられる。パルス符号変調

ピー‐シー‐エム【PCM】[phase changed material]

phase changed material個体から液体、液体から固体相転移を繰り返す物質。相転移の際に熱を吸収・放出する性質を、保冷剤や蓄熱剤に利用する。相転移物質。

ピー‐シー‐エム【PCM】[phase change memory]

phase change memory》⇒相変化メモリー

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ASCII.jpデジタル用語辞典 「PCM」の解説

PCM

パルス符号変調の略。アナログの音声データ符号化復号化する方式のひとつで、音楽CDWAVファイルなどで利用されている。アナログ信号の音を一定時間ごとにサンプリングし、量子化してデジタル信号化したもの。PCMは、標本化周波数(単位kHz)、量子化ビット数(単位bits)で表される。それぞれ数値が大きいほど、品質がよい。PCMを再生する装置PCM音源と呼ぶ。

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百科事典マイペディア 「PCM」の意味・わかりやすい解説

PCM【ピーシーエム】

パルス符号変調pulse code modulationの略。→符号通信
→関連項目変調

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パソコンで困ったときに開く本 「PCM」の解説

PCM

音声をデータ化する方式のひとつで、圧縮処理はまったくしないものです。そのため、データ量がMP3などと比べると数十倍と大きくなりますが、各種方式で圧縮されたデータと比較すると原音により忠実です。データの表現方法を変えることで記録されるデータの量を減らした「ADPCM」という方式もあります。

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改訂新版 世界大百科事典 「PCM」の意味・わかりやすい解説

PCM (ピーシーエム)

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「PCM」の意味・わかりやすい解説

PCM
ぴーしーえむ

パルス符号変調

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「PCM」の意味・わかりやすい解説

PCM
ピーシーエム

「パルス変調」のページをご覧ください。

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世界大百科事典(旧版)内のPCMの言及

【パルス符号変調】より

…音声などのアナログ信号の振幅値をいったん二進符号に変換した後,パルス振幅の変化(例えばパルスの有無など)により表現することをいう。英語の頭文字をとってPCMと略称される。基本的な考え方は1937年フランスのレーブA.H.Reevesによって発明されたが,実用に供されるようになったのは真空管の時代を経てトランジスターが普及し始めた1960年代初頭のことである。…

【多重通信】より

… 以上は,PAM信号による時分割多重化の考え方であるが,他のパルス変調方式を用いた多重化も可能である。実用的に重要な方式は,パルス符号変調pulse code modulation(PCM)された信号による時分割多重通信である。PCM方式は,信号の標本値(PAM信号)を一定桁数の二進数で表し,各桁の数値(0あるいは1)を順次伝送する方式であって,具体的には,1,0をパルスの有無として伝送するのがふつうである。…

【パルス符号変調】より

…音声などのアナログ信号の振幅値をいったん二進符号に変換した後,パルス振幅の変化(例えばパルスの有無など)により表現することをいう。英語の頭文字をとってPCMと略称される。基本的な考え方は1937年フランスのレーブA.H.Reevesによって発明されたが,実用に供されるようになったのは真空管の時代を経てトランジスターが普及し始めた1960年代初頭のことである。…

※「PCM」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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