パンケ沼(読み)ぱんけとう

日本歴史地名大系 「パンケ沼」の解説

パンケ沼
ぱんけとう

幌延町北西部にある潟湖天塩平野の下サロベツ原野にあり、北の上サロベツ原野に続く湿地帯にはペンケ沼がある。ペンケ沼を上ノ湖というのに対して、下ノ湖ともいう。北部にパンケオンネベツ川が流入し、西部で天塩川支流のサロベツ川に通じる。当沼は周囲八キロ、面積三・五平方キロ、最大深度四メートル。近代以前より知られ、蝦夷全図にベンケトー、バンケトー、山川地理取調図にヘンケトウ、ハンケトウとみえ、「丁巳日誌」(天之穂日誌)には「バンケトー大沼一ツ有る由」と記される。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

関連語 湿原 区域

機械メーカー。トヨタグループの総本家で,繊維機械のほかトヨタ自動車からの小型商用車の受託生産,エンジンその他の自動車部品,フォークリフトなどの産業用車両の生産も行なう。1926年豊田佐吉が,みずから発...

豊田自動織機の用語解説を読む