日本歴史地名大系 「サロベツ川」の解説 サロベツ川さろべつがわ 北海道:留萌支庁サロベツ川留萌支庁天塩郡幌延(ほろのべ)町と宗谷支庁天塩郡豊富(とよとみ)町および稚内市域を流れる一級河川。流路延長八五キロ(指定区間六八・二キロ)、流域面積六三〇・五平方キロ(山地三五六平方キロ、平地二七四・五平方キロ)。天塩川水系の支流で、宗谷丘陵の豊富町と宗谷郡猿払(さるふつ)村との境界をなす標高二六〇メートル付近の分水嶺に水源を発し、上流は目梨別(めなしべつ)川とよばれ、右岸に目梨別九線(めなしべつきゆうせん)川を合せてサロベツ川となり、北西に流れ、南西に向きを変えてサロベツ原野に出、原野を蛇行しながら丘陵性の豊徳(ほうとく)台地と海岸砂丘帯に沿って南流、天塩川右岸の河口付近に注ぐ。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by