パーラ仏(読み)パーラぶつ(英語表記)Pāla

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

パーラ仏
パーラぶつ
Pāla

インドのパーラ・セーナ朝時代 (8~12世紀頃) にビハール,ベンガル地方を中心に,おもに光沢のある黒玄武岩を用いて制作された仏像。造形的な特色としては眉と目尻の吊上がった面長な顔形で,肉髻 (にっけい) は高くとがり,のちにはその上に宝髻を加える。また臍の下に横一文字の筋肉の隆起が表わされるのもパーラ仏の特色である。特殊な如来形である宝冠仏もグプタ朝に引続き制作された。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

医療過誤

診療過誤ともいい,医療行為一般の誤りをさす。医学知識の不足,医療技術の未熟,診療行為の全体としての疎漏さ,不適切な薬剤や医療器具の使用などが原因となる。具体的には誤診,診断の遅延,手術過誤,注射事故,...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android