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ヒスティアイオス Histiaios

世界大百科事典 第2版の解説

ヒスティアイオス【Histiaios】

?‐前494か493
ミレトス僭主。前512年ごろペルシア王ダレイオス1世(大王)のスキュティア(スキタイ)遠征に参加し,反乱を起こそうとするギリシア諸市の僭主たちを説得してやめさせ,後のアンフィポリスのそばにミュルキノスを所領として与えられたが,大王は彼の忠誠を疑い,スーサに招いてここにとどめた。この間養子アリスタゴラスがミレトスの僭主となり,イオニア反乱を起こしたが失敗。ヒスティアイオスはスーサから自由にされたがミレトスには戻れず,ビュザンティオンを拠点として海賊行為をおこなっていたが,この地のペルシア総督に捕らえられて処刑された。

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世界大百科事典内のヒスティアイオスの言及

【イオニア反乱】より

…前499‐前494年。ミレトスの僭主アリスタゴラスは,ナクソス遠征をダレイオスに勧めたが,前499年これに失敗して進退きわまっていた時,スーサにいた義父ヒスティアイオスのもとから謀反の指令を受けたこともあって,反乱を決意した。ミレトス人が進んでこれに荷担するように,自ら僭主政を廃して平等政治をしき,他のイオニア諸市の僭主を捕らえてそれぞれの国の民衆にひき渡し,さらに本土に渡って援助を求めた。…

※「ヒスティアイオス」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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