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ビジランス vigilance

翻訳|vigilance

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大辞林 第三版の解説

ビジランス【vigilance】

監視。見張り。警戒。用心。特に、医薬品について、またその使用や医薬品をめぐる行政について調査や研究を行い、薬害防止をめざすことをいう。

出典|三省堂
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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ビジランス
びじらんす
vigilance

油断せず警戒していること。覚度、覚醒(かくせい)度、覚醒水準と同義。日常用語の注意とほぼ同じ概念であるが、一過性の注意よりは注意の持続的側面を強調している。元来ビジランスなる用語は、行動的な側面に使用されてきたが、近年の脳波学の進歩により、行動の階層的な段階と脳波段階との対応が明らかとなり、現在では中枢神経系の機能状態を表す生理的な意味にも使用されている。たとえば、船舶や航空機のレーダー監視作業、または工場における計器監視作業などはビジランス作業とよばれている。このような作業場面では、異常信号の発生を予測することは不可能であり、作業員にはつねに注意の持続が要求される。ビジランスの水準を長時間一定に保つことは困難であり、ビジランスの水準が低下すると信号検出のミスが生じる。
 ビジランスに影響を与える諸条件のうち、信号検出については、(1)作業開始後の時間経過、(2)信号の出現率、(3)信号の規則性、(4)信号そのものの強度、持続時間、種類、(5)反応信号、反応不要信号の比、(6)重複信号の冗長さ、などがあり、また監視者の状態については、(1)睡眠状態、(2)結果に関する知識、などがある。
 単調作業中に生ずるうっかりミスは、ビジランスの低下によるものであり、刺激・反応に対する慣れに起因する。[山崎勝男]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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