ビスクピン遺跡(読み)ビスクピンいせき(その他表記)Biskupin

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ビスクピン遺跡」の意味・わかりやすい解説

ビスクピン遺跡
ビスクピンいせき
Biskupin

ポーランドの北西部にある初期鉄器時代遺跡集落は壁で囲まれている。沼沢地に突き出た半島状のところに遺跡は立地しており,材木を組んで基礎構造を造り,その上に集落がつくられている。一種杭上住居ということができよう。囲壁も木組みで造られており,材木の間には石や土が詰められていた。集落は 100以上の家から構成されていた。湿地にあるため遺物の保存はよく,斧,鎌などをはじめとする鉄器安全ピンなどの青銅製品なども発見されている。遺跡は湖の増水によって放棄され,3度建直したことが確認されている。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

一度利用した製品を捨てずにそのまま再使用すること。ごみの削減に重要だとされる「3R」の一つで、衣類・服飾品や家電などさまざまな品目が取り扱われている。リユース商品の専門店やイベント、フリーマーケット...

リユースの用語解説を読む