ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ビチュメン」の意味・わかりやすい解説 ビチュメンbitumen 天然に産出するアスファルトに似た炭化水素混合物。アスファルトと同義に使われる場合もある。黒色または黒褐色の粘稠な物質で,高分子量の脂肪族,脂環族,芳香族炭化水素およびチオフェン化合物などから成り,バナジウム,ニッケルなどの重金属を含むことが多い。 API比重 15度。原油が地表に滲出して揮発分を失って産出する場合と,もともと重質の原油として存在する場合 (オイルサンド ) とがある。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by