ピペルノ(その他表記)piperno

岩石学辞典 「ピペルノ」の解説

ピペルノ

イタリアのナポリ地域に分布する火山砕屑岩一種で,火山灰質の基地にガラス質のレンズ平衡に多数含まれている凝灰角礫岩様の岩石[片山ほか : 1970].ユータキシティックな粗面岩質岩石で,明色と暗色のパッチ条線が炎の流れに似たような形状のものである.これは真の熔岩角礫岩という考え方があり,一方泥熔岩の流れという考え方がある.ピペルノを凝灰岩の一種と考えてはいけない.

出典 朝倉書店岩石学辞典について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む