ピマリシン

化学辞典 第2版 「ピマリシン」の解説

ピマリシン
ピマリシン
pimaricin

C33H47NO13(665.73).ナタマイシンともいう.Streptomyces natalensis培養液より得られる.白色の結晶性粉末.分解点300 ℃.+235~255°(水).λmax 290,303,318 nm(メタノール).メタノールに微溶,水に不溶,氷酢酸に易溶.角膜真菌症治療薬として使用される.LD50 3000 mg/kg(ラット経口).[CAS 7681-93-8]

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

世界大百科事典(旧版)内のピマリシンの言及

【抗生物質】より

…今までに見つけられているものは,毒性が強く,主として外用で用いられる。ナイスタチン(1947),トリコマイシン(細谷省吾発見,1952),アンフォテリシンB(1955),ピマリシン(1955),ペンタマイシン(梅沢純夫発見,1958)などは,化学構造からポリエンマクロライド抗生物質と呼ばれる。これらは白癬菌,カンジダなどに作用するが,経口で吸収されず,注射では毒性が強い。…

※「ピマリシン」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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