コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

ファイドン Phaidon

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ファイドン
Phaidon

プラトンの中期の対話篇。アテネの牢獄で死に直面して過したソクラテスの日々をファイドンがエケクラテスに語るという形式をとっているが,一般に霊魂の不死の証明が主題であると考えられている。しかしプラトンの本来の目的はフィロソフィアとは死の訓練であり,墓たる肉体の超克であるとする立場から,常に永遠の実在 (→イデア ) に思いをはせつつ,死,生についての思索を深めてゆくことのすすめにある。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

ファイドンの関連キーワードメンデルスゾーン小ソクラテス学派カルキディウスエリス学派プロクロス自体国家

今日のキーワード

ブラックフライデー

米国などで、感謝祭(11月第4木曜日)の翌日の金曜日のこと。休日とする職場が多く、商店にとってはクリスマス商戦の初日に当たる。「ブラック」は、買い物客による混雑、または黒字を連想させることから。→サイ...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android