法則の辞典 「ファインマン‐ロス法」の解説 ファインマン‐ロス法【Fineman-Ross method】 高分子化学において,モノマーの反応性比を算出する方法の一つ.2種類のモノマーM1,M2 からの共重合体の生成を考え,定常状態を仮定すると この式はメイヨー‐ルイス式*と呼ばれる.r1,r2 はそれぞれのモノマーの反応性比である. [M1]/ [M2]=F,d [M1]/d [M2]=f を代入すると となるので,F2/f と (F/f)(f-1) を計算で求めて直角座標にプロットし,勾配と切片から r1,r2 を求めることになる. 出典 朝倉書店法則の辞典について 情報