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フィリピン台風 ふぃりぴんたいふう

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知恵蔵2015の解説

フィリピン台風

2013年11月8日午前、フィリピン中部を直撃した超大型の台風。国際名ハイエン、現地ではヨランダと呼ばれる。1カ月後の当局発表では、犠牲者約6000人、行方不明約1800人、避難生活者約390万人。暴風雨による家屋倒壊だけでなく、高潮や土砂崩れによる被害も大きいと見られる。「台風銀座」フィリピンの歴史でも、規模・被害とも過去最大級であり、見通しの甘さや対応の遅れを批判されたベニグノ・アキノ大統領も「国家的大惨事(national calamity)」と認めた。
日本の気象庁によると、中心気圧895ヘクトパスカル最大瞬間風速は90メートル世界気象機関の基準では最大級の「猛烈な台風/クラス5、米国の基準(サファ・シンプソン・スケール)でも最大級の「スーパータイフーン/カテゴリ5」に分類される。
最も大きな被害を受けたのは、レイテ島の北部東岸に位置するタクロバン市である。幹線道路が遮断され、支援物資が空路頼みだったため、食料・水・医薬品の不足による二次被害も拡大した。同盟国の米国が大規模な支援部隊を送るなか、日本政府も国際緊急援助活動としては、過去最大1000人規模の自衛隊を派遣した。また、フィリピン政府に約65億円の無償資金提供と約690億円の復興支援供与(円借款)も約束した。

(大迫秀樹  フリー編集者 / 2013年)

出典|(株)朝日新聞出版発行「知恵蔵2015」
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