フィレタス(その他表記)Philētas; Philitas

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「フィレタス」の意味・わかりやすい解説

フィレタス
Philētas; Philitas

[生]前330頃.コス島
[没]前275頃
ギリシア詩人,初期アレクサンドリアにおいて文学研究の新気風を興した文献学者。プトレマイオス2世テオクリトスの師。恋愛詩を作りローマエレゲイア詩人たちに深い影響を与えた。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

世界大百科事典(旧版)内のフィレタスの言及

【ゼノドトス】より

…エフェソスに生まれる。文法家フィレタスPhilētasの弟子。プトレマイオス2世によりアレクサンドリア図書館の初代館長に任ぜられ,アイトリアのアレクサンドロス,リュコフロンらとともに各地から集められた巻本を整理分類し,テキストの校訂を行う。…

※「フィレタス」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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