フィンガーボウル(読み)ふぃんがーぼうる(その他表記)finger bowl

翻訳|finger bowl

日本大百科全書(ニッポニカ) 「フィンガーボウル」の意味・わかりやすい解説

フィンガーボウル
ふぃんがーぼうる
finger bowl

食事中に指先を洗うために用いる小さい容器。西洋料理では一般にステンレス、銀、銀めっきなどの金属製の小さいボウルを用いる。少量の水を入れ、デザート果物を食べるときに出す。西アジアなど手で直接食物をつまんで食べる地域では、ガラス器なども用いられ、食事中にずっと出されている。香料レモンの薄切り、花などで水に香りをつけることもある。

河野友美

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

食器・調理器具がわかる辞典 「フィンガーボウル」の解説

フィンガーボウル【finger bowl】

直接指を用いて食べる料理を食べた後、食卓で指先を洗うために水を入れて用いる小さな鉢。ガラス製、銀製などがある。

出典 講談社食器・調理器具がわかる辞典について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android