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フェッリ

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百科事典マイペディアの解説

フェッリ

イタリアの刑法学者,政治家。ボローニャ大学などを経て,ローマ大学教授。1886年に下院議員に当選,一時期イタリア社会党に加わり,反改良主義派として論陣を張った。
→関連項目教育刑論

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世界大百科事典 第2版の解説

フェッリ【Enrico Ferri】

1856‐1929
イタリアの刑法学者,刑事学者,政治家。サン・ベネデット・ポー生れ。ボローニャ大学で法律学を研究,パリに留学し,フランス犯罪統計学派の影響を受けた。帰国後,C.ロンブローゾに学び,のちボローニャ大学,ローマ大学の刑法教授となる。ロンブローゾ,R.ガローファロとともにイタリア実証学派を形成した。犯罪に関する抽象的・非現実的な研究を行ってきた古典派刑法学を批判し,犯罪人に対する実証的・科学的研究に基づいた犯罪理論の必要性を説いた。

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世界大百科事典内のフェッリの言及

【刑法理論】より

…新派の特色は,当時の自然科学の発展とも関連して,実証科学的方法により犯罪とくに犯罪者を研究し,犯罪予防による社会防衛を目的とする理論と刑事政策を示したことにある。新派の源流は,イタリアのロンブローゾフェッリにある。人類学的研究に基づいて〈生来性犯罪人〉の類型が存在することを主張したロンブローゾは,新派の先駆者であった。…

【犯罪学】より

…そのほか次に述べる犯罪社会学の理論の中にも社会心理学的色彩の強いものが存在する。
[犯罪の社会学的要因]
 犯罪の社会的要因を重視する立場は,ロンブローゾを継ぎ,《犯罪社会学》(1884)を著し,〈犯罪飽和の法則〉を主張したフェッリや,フランス環境学派のラカッサーニュA.Lacassagne,〈模倣の法則〉を提唱したタルド,社会が一定の行為を犯罪として処罰することは社会の発達の要件であり,一定率の犯罪は社会にとって正常で必然的な現象であるとして,犯罪原因を社会構造自体に求めたデュルケームなどにみられるが,犯罪社会学の理論はその後アメリカにおいて飛躍的な発展を遂げた。 アメリカ犯罪社会学の犯罪・非行理論のうち1930年代から50年代ごろまでの理論は,個人の非行文化への接触と非行文化の伝達の過程を問題とするシカゴ学派の理論と,犯罪・非行を社会構造との関係でとらえるアノミー理論の二つの流れに大別することができる。…

※「フェッリ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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