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教育刑論 きょういくけいろん

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大辞林 第三版の解説

きょういくけいろん【教育刑論】

刑罰の目的は、受刑者を教育・改善し社会復帰ができるようにするところにあるとする考え方。目的刑論の一つ。

出典|三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

百科事典マイペディアの解説

教育刑論【きょういくけいろん】

刑罰の目的を犯人の社会復帰のための教育であるとする説。応報刑論に対する目的刑論の一つ。新派刑法学の主張。目的刑論は刑罰の本質即刑罰の目的という立場から,刑罰を他の目的・手段とする点で相対主義

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世界大百科事典内の教育刑論の言及

【刑罰】より

…大別すれば,応報刑論と目的刑論がある。応報刑論と教育刑論が対立するとよくいわれるが,教育刑論は目的刑論の一種である。 応報刑論は,刑罰は犯罪を行ったことに対する報いとして加えられることに意味があるとする。…

【刑法理論】より

…そして,(4)犯罪の成立について行為者の反社会的性格・動機などの主観的側面を重視し(主観主義,性格責任論),(5)そのような反社会的性格による社会的危険性をもつ者は,社会が自己を防衛するためにとる一定の措置を甘受しなければならない負担を負うとした(社会的責任論)。そして,(6)刑罰は行為者の反社会的性格を改善・教育するための手段であって(改善刑論,教育刑論),(7)行為者の再犯の予防を目的とするものであり(特別予防論),(8)このようにして社会を犯罪から防衛するのである(社会防衛論)と主張した。 この新派の主張する行為者主義,主観主義,性格責任論は,不明確な主観的要素によって刑法の適用を左右する可能性をもち,個人の自由,人権の保障にとって危険を含むものであった。…

※「教育刑論」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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