フェルディナント ピエヒ(英語表記)Ferdinand Karl Piëch

現代外国人名録2016 の解説

フェルディナント ピエヒ
Ferdinand Karl Piëch

職業・肩書
実業家 元フォルクスワーゲン(VW)監査役会会長

国籍
ドイツ

生年月日
1937年4月17日

出生地
オーストリア・ウィーン

学歴
チューリヒ工科大学〔1962年〕卒

経歴
名門ポルシェ家の出身。1963年ポルシェに入社。開発部門を経て、’72年フォルクスワーゲン(VW)グループの子会社アウディに入り、’75年取締役、’83年副社長を経て、’88年から社長として同社の高級車ブランドを確立し、収益力向上に貢献。’93年1月にVW社長に就任。2002年4月監査役会会長に退いてからもグループの実力者として君臨。積極的に企業買収をしかけ、傘下乗用車、商用車、二輪車の12ブランドを持つ一大帝国を築いたが、社長任期を巡る騒動で、2015年4月辞任。

出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android