フェーリン(その他表記)Ferlin, Nils

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「フェーリン」の意味・わかりやすい解説

フェーリン
Ferlin, Nils

[生]1898.12.11. カールスタッド
[没]1961.10.21. ウプサラ
スウェーデン詩人反抗と彷徨の青春時代を過し,俳優などを経て,レビューやレコードのために詩を書いた。「スウェーデンのチャップリン」ともいわれ,軽妙なリズム俗語を駆使した風刺的な詩で大衆に熱愛された。 1942年,大学生から詩人に贈る最高の栄誉であるフリョーディング賞を受賞。代表作『骸骨ダンサーの歌』 En döddansares visor (1930) ,『はだしの子』 Barfotabarn (33) 。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む