フォトトランジスタ(その他表記)phototransistor

関連語 名詞

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「フォトトランジスタ」の意味・わかりやすい解説

フォトトランジスタ
phototransistor

光の検出に用いられるトランジスタ。通常ベースは浮かして2端子素子として用いる。ベース中に光の照射によって生じた少数キャリアはにコレクタ領域に流れる。このため,ベースの電位エミッタから少数キャリアがベースに注入されやすいように変化する。それによってエミッタからベースに少数キャリアが注入され,通常のトランジスタの場合と同じようにこれがコレクタに流れる。すなわち光の照射によって生じたベース中の過剰の少数キャリアは,通常のトランジスタ増幅作用におけるベース電流の源となり,コレクタ・エミッタ間に増大された大きな電流が流れる。フォトダイオードに比べ感度が大きい。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

機械メーカー。トヨタグループの総本家で,繊維機械のほかトヨタ自動車からの小型商用車の受託生産,エンジンその他の自動車部品,フォークリフトなどの産業用車両の生産も行なう。1926年豊田佐吉が,みずから発...

豊田自動織機の用語解説を読む