フジタ[株](読み)フジタ

百科事典マイペディア 「フジタ[株]」の意味・わかりやすい解説

フジタ[株]【フジタ】

都市再開発に強い準大手ゼネコン。1910年藤田一郎・定市兄弟が広島市で創業。1937年広島藤田組として設立。1942年に藤田組,1971年にフジタ工業,1990年に現社名に改称。積極主義で成長し,特許件数も多い。建築主体で,船橋ららぽーとや大宮駅西口の再開発など首都圏中心の都市再開発に強い。レジャー分野にも意欲的。学生重役制度やボーナス休暇制度等,ユニークな人事政策でも知られるが,1990年代後半からは業績不振が続き,銀行から債務免除を受けるなど経営再建に取り組んでいる。本社東京。2011年資本金140億円,2011年3月期売上高2414億円。
→関連項目藤和不動産[株]

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