フラビンタンパク質(読み)フラビンタンパクシツ

  • flavoprotein

化学辞典 第2版の解説

フラビンアデニンジヌクレオチド(FAD),フラビンモノヌクレオチド(FMN)を補欠分子とする色素タンパク質酸化還元酵素として作用し,反応部位はリボフラビン部分のイソアロキサジン環である.補欠分子によりFAD酵素,FMN酵素に分けられるが,FAD酵素にはコハク酸脱水素酵素アシルCoA脱水素酵素,グルコース酸化酵素,キサンチン酸化酵素,FMN酵素には還元型ニコチンアミドアデニンジヌクレオチド(NADH)脱水素酵素などが知られている.また,これらの酵素はほとんどの場合Fe,Cu,Mo,Mnなどの金属を含有している.ミトコンドリアにおける電子伝達,脂肪酸代謝上,重要な酵素が多い.

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

今日のキーワード

オーバーシュート

感染症の爆発的な感染拡大を指す。語源は、「(目標を)通り越す」「(飛行機などが停止位置を)行き過ぎる」という意味の英語の動詞「overshoot」。2019年12月に発生した新型コロナウイルスに関して...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android