フランチェスコ1世(読み)フランチェスコいっせい[メディチけ](その他表記)Francis (I)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「フランチェスコ1世」の意味・わかりやすい解説

フランチェスコ1世[メディチ家]
フランチェスコいっせい[メディチけ]
Francis (I)

[生]1541.3.25. フィレンツェ
[没]1587.10.19./1587.10.20. ポッジョアカイアーノ
第2代トスカナ大公(在位 1574~87)。本名 Francesco de' Medici。父コジモ1世を継いで 1574年大公となった。リボルノ港の開発海軍増強を推進し,芸術家を庇護したことでも著名。またビアンカ・カペロという女性との恋に熱中し,妻が死んだあとカペロと結婚したが,2人ともマラリア死亡,暗殺説も生じた。(→メディチ家

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

関連語 リボルノ港

デジタル大辞泉プラス 「フランチェスコ1世」の解説

フランチェスコ1世

イタリア、スティピュラ社の万年筆の商品名。「アカデミア」シリーズ。16世紀のメディチ家当主のフランチェスコ1世(トスカーナ大公)を称えて作製

出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報

関連語をあわせて調べる

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む