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フリュネ Phrynē

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世界大百科事典 第2版の解説

フリュネ【Phrynē】

前4世紀アテナイの著名な遊女(ヘタイライ)の一人。生没年不詳。ボイオティア地方のテスピアイの生れ。当代一の美女と評判をとって財を成し,テーバイの城壁復旧の資金を寄付して〈アレクサンドロス大王これを破壊するも遊女フリュネこれを再建す〉との銘を刻ませたという。彼女はまた画家アペレス,彫刻家プラクシテレスモデルとしても知られ,前者の《海から上がるアフロディテ》,後者の《クニドスのアフロディテ》は,ともに彼女を模したものとされる。

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All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

世界大百科事典内のフリュネの言及

【ヘタイライ】より

…音楽や踊りに熟練し,文学・芸術・哲学にもしばしば精通したヘタイラとの交際は,下品なこととはみなされず,妻女が姿をみせることのない宴席では彼女たちがホステスの役をつとめた。もっとも有名なヘタイラとしては,ペリクレスの愛妾であったアスパシア,人間として完ぺきな美しさをもち彫刻家プラクシテレスのために女神アフロディテのモデルとなったフリュネ,アレクサンドロス大王をそそのかしてペルセポリスを炎上させたと伝えられるタイスなどがあげられる。売春【篠崎 三男】。…

※「フリュネ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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