フリードリッヒ・フォン ウィーザー(英語表記)Friedrich von Wieser

20世紀西洋人名事典 の解説

フリードリッヒ・フォン ウィーザー
Friedrich von Wieser


1851 - 1926
オーストリアオーストリア学派の経済学者。
元・ウィーン大学教授,元・商務大臣。
ウィーン生まれ。
ハプスブルグ帝国上級官吏を父とする。プラハ大学教授、ウィーン大学教授を歴任する。第一次世界大戦中に、商務大臣。メンガーの後継者としてその理論発展に努める。そして、メンガーの主観価値論を貨幣論へ適用して、所得数量説を提唱した。晩年は、社会学の研究に力を注ぐ。主著に、「経済価値の起源と主要法則」「自然価値論」「社会経済の理論」など。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android