ブッシュマン絵画(読み)ブッシュマンかいが(その他表記)Bushman painting

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ブッシュマン絵画」の意味・わかりやすい解説

ブッシュマン絵画
ブッシュマンかいが
Bushman painting

アフリカサン族絵画タンザニアジンバブエ南アフリカ共和国に散在し,岩壁に,白,黒,褐色,黄色などの顔料を骨べらで彩画する手法で,主として狩猟図を描いたもの。原始絵画の名残りをとどめており,サン族の社会宗教とその絵画との関係を解明する手がかりとなる。古い絵の上に加筆されることも多く,馬や車に乗るヨーロッパ人を描いたものもある。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む