ブランシュビク(英語表記)Léon Brunschvicg

世界大百科事典 第2版の解説

ブランシュビク【Léon Brunschvicg】

1869‐1944
フランスの哲学者。長年ソルボンヌ大学教授をつとめ,当時の哲学界に深い影響を及ぼした。批判的観念論の立場に立ったが,理性の発展進歩を認め,人間の思惟の歴史において働く精神のあり方を探究した。パスカル研究家として《パスカル全集》《パンセ》を編纂したことでも知られる。主著に《数理哲学の諸段階》(1912),《人間の経験と物理的因果性》(1921),《西洋哲学における意識の進歩》(1927)などがある。【塩川 徹也】

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

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