ブルグンドローマ人法(読み)ブルグンドローマじんほう(英語表記)Lex Romana Burgundionum, Liber Responsorum, Responsum Papiani

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ブルグンドローマ人法
ブルグンドローマじんほう
Lex Romana Burgundionum, Liber Responsorum, Responsum Papiani

5世紀の末ブルグンドのローマ人を対象として制定された部族法。法典編纂にあたっては,『テオドシウス法典』『グレゴリウス法書』および『ヘルモゲニアヌス法書』,ガイウスパウルスの著書などを資料としているが,アラリック抄典も利用されたと考えられる。内容は民法,刑法,刑事訴訟法にわたる。アラリック抄典とは異なり,抜粋した正文を単なる羅列ではなく,自由かつ有機的に変更,統一した点に特徴がある。ブルグンドでは,この法典の発布により古典ローマ法はすべて効力を失うことになった。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

口永良部島

鹿児島県南部,大隅諸島,屋久島の北西約 12kmにある火山島。活火山で,常時観測火山。屋久島町に属する。霧島火山帯に属し,西に番屋ヶ峰(291m),東に最高点の古岳(657m)と新岳(626m)があり...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android