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ブレカ ぶれかBureka

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ブレカ
ぶれか
Bureka
[学]Cheilodactylus bergi

硬骨魚綱スズキ目タカノハダイ科Cheilodactylidaeに属する海水魚。ブラジルからアルゼンチンにかけて、およびチリ沖の、南アメリカ大陸の両側海域に分布する。日本にはいない。ブレカはチリの名前で、日本ではフエダイの商品名で流通しているが、フエダイ科とはまったく別の科である。体は楕円(だえん)形で、側扁(そくへん)する。尾柄(びへい)はきわめて細い。口は小さく、上顎(がく)の後端は目の前縁にはるかに届かない。唇は厚い。両顎(あご)に細かい絨毛状の歯がある。鰓孔(さいこう)上部の後に肩帯が張り出し、露出している。体側は大きな円鱗(りん)で覆われる。胸びれの第10軟条は著しく伸長し、臀(しり)びれの起部を越える。尾びれは深く二叉(にさ)する。体側線より上部は褐色で、下部は銀白色。体長は40センチメートルほどになる。成長は遅く、1年で12センチメートル、3年で24センチメートル、5年で30センチメートルほどになり、40センチメートルほどになるのに8年かかる。大陸棚上に生息しトロールで漁獲される。白身魚でフライ、ムニエル、焼魚などにすると美味。[尼岡邦夫]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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