ブロンニャール(読み)ぶろんにゃーる(英語表記)Alexandre Brongniart

日本大百科全書(ニッポニカ) 「ブロンニャール」の意味・わかりやすい解説

ブロンニャール
ぶろんにゃーる
Alexandre Brongniart
(1770―1847)

フランスの地質学者。パリの自然史博物館の教授を務め、キュビエとパリ周辺の地質を研究した。1808年には二人で『鉱物学雑誌』と『博物館年報』を創刊した。息子テオドールAdolphe Théodore B.(1801―1876)は、初め薬学を学んだが、のちに独学で植物学を学び、植物の形態学生理学についての業績が多く、1833年にはパリ植物園の教授に就任している。著書に『植物化石分類分布に関する論考』(1822)がある。

[大森昌衛]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android