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プチスポット ぷちすぽっと petit‐spot on deep sea floor

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知恵蔵2015の解説

プチスポット

年齢が1億年を超える日本海溝東方水深6000m前後の北西太平洋底で発見された数万年以内の若い火山噴出の痕跡。海底での直径1〜2km、高さ約100mの多くの孤立した海丘を作っているのでプチスポットと名付けられた。採取された岩石はアルカリ玄武岩だが、その成分からハワイなどのホットスポットよりは浅いマントル内で生成されたと考えられる。玄武岩はマントルカンラン岩を捕獲していて、その中の気泡の解析から深さ30kmの岩石と推定された。溶岩ができたのはそれよりやや深く、おそらくプレート底部に近いと推定される。プレートが海溝で斜めに沈み込む前にいったん上向きに隆起しているが、その部分に生じる伸張力場で融解したマグマが噴出したものだろう。

(小林和男 東京大学名誉教授 / 2007年)

出典|(株)朝日新聞出版発行「知恵蔵2015」
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