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ホットスポット ほっとすぽっと

ASCII.jpデジタル用語辞典の解説

ホットスポット

マウスポインターマウスポインターの絵柄の中で、クリックの対象位置となる部分。マウスポインターの形状によって、ホットスポットの位置は異なる。たとえば、矢印の形をしているマウスポインターでは、矢印の先端がホットスポットとなる。クリックGUIクリックすると、何らかの反応が起きる画面上の領域のこと。無線LANホテルのロビーや空港、ファーストフード店などで、インターネットに接続するために、無線LANのアクセスポイントを設置した場所や区画のこと。ほとんどのサービスがIEEE802.11bを利用している。アクセスポイントIEEE802.11bJavaJavaのコンパイラーにおいて、全体的なパフォーマンスを向上させるための技術のひとつ。コードの中で実行速度に大きな影響を持つ部分だけをコンパイルし、プログラムの大部分を占める、ほとんど使われないコードはコンパイルしないで効率のよい変換を行う。ホットスポットのコンパイラーは、常に変換を行うJITコンパイラーと異なり、動作しながら変換を行うという特徴を持つ。コンパイラーJITコンパイラー

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知恵蔵の解説

ホットスポット

熱いマントル物質が上昇流として湧き出てくる地点。源はマントル深部にあり、この1億年ほどは固定されていたとされる。プレートがこの上を移動していくと、次々に形成される火山線状に並び、火山列ができる。ハワイ諸島から天皇海山列に連なる火山の年代が、ハワイ島から離れるほど古くなる事実は、現在のハワイ島の位置をホットスポットと考えて、その上を太平洋プレートが移動したとすると、うまく説明される。これを利用して、プレートの絶対運動が求められている。

(斎藤靖二 神奈川県立生命の星・地球博物館館長 / 2007年)

ホットスポット

周囲と比べて、特別に温度(熱)が高いなど、エネルギーや事象の発生が特に高い値を示す地点。核実験や原子力発電所事故では、放射線や放射性物質の汚染源となる地点から遠ざかれば遠ざかるほど、放射能汚染の度合いが低くなるのが一般的である。しかし、実際の観測では、汚染源から同程度の距離にある周辺地域と比べて局地的に放射線濃度が特に高い地域が散在する。この地点をホットスポットという。なお、地学や電磁気学などでは,それぞれ別の事象を表す用語として使われている。
放射能汚染のうち、放射性物質による汚染は、放射性のヨウ素やセシウムなどが飛散して起こる。これらの物質は常温では固体なので、空気中のちりなどに付着し、風で運ばれる。このため、風向きによって汚染の度合いが変化する。また、降雨があれば、ちりと共に放射性物質も地上に落下する。このようなことで、近隣地域よりも汚染がはなはだしい地域が現れホットスポットとなる。2011年3月11日に始まる、東日本大震災に伴う福島第一原子力発電所の事故で、福島県伊達市や南相馬市などに現れたホットスポットは、同月15日に北西方向に広がった放射性物質を含む雲による降雨が原因と考えられている。また、茨城県南部から千葉県、埼玉県、東京都の一部にかけて散在する帯状のホットスポットについては、関東平野上で海風と陸風がぶつかり、雲ができ雨が降る地域に当たるためと考えられている。特定の水道水から偏在的に放射性物質が検出されるのも、この結果と見られる。
なお、放射線値を細かく測定すると、街角の一定の地点が周辺地区よりも、また公園の植え込みなどが同じ公園の広場よりも有意に高い値を示すことがある。ホットスポットがある程度の面積を持った地域を指すのに対して、それらも「ホットスポット」と称したり、「ミニスポット」などと呼び分けることもある。これらの成因は、風の吹きだまりに当たったり、降雨が流れ込んだりして放射性物質が滞留することによると見られる。同様にして雨水が最終的に流れ込む下水処理施設の汚泥が放射性物質を「濃縮」し焼却処理で気化拡散するなど、汚染を広げる結果になることが懸念されている。

(金谷俊秀  ライター / 2011年)

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朝日新聞掲載「キーワード」の解説

ホットスポット

周囲と比べて、放射線量化学物質の濃度が高い地域。原発事故が起きると、放出された放射性物質は必ずしも同心円状に広がらず、風向きや雨といった気象条件や地形の影響で局所的に集まることもある。こうした場合に、ホットスポットが発生すると考えられている。1986年のチェルノブイリ原発事故でも確認された。

(2011-06-17 朝日新聞 夕刊 1社会)

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百科事典マイペディアの解説

ホットスポット

マントル深部の核―マントル境界付近から上昇するホットプリューム(プリュームテクトニクス)の真上で火山活動が起こるという場所。ハワイ島などがその例。プリュームはマントル深部からわきだすため,ホットスポットは地殻のプレートテクトニクスに対して固定点と考えられる。
→関連項目天皇海山群

ホットスポット

一般的には世界の紛争地域や犯罪地帯などの危険な場所,あるいは人気のある場所などの意味で用いられる。また地球科学で,マントル内部でマグマを発生しつづけ火山活動が起きている場所を指すのに使われる。

出典 株式会社日立ソリューションズ・クリエイト百科事典マイペディアについて 情報

IT用語がわかる辞典の解説

ホットスポット【hotspot】

無線LANBluetoothを利用してインターネットに接続するサービスを提供する場所。ホテル・駅・空港・ファーストフード店などに設置されていることが多い。◇「公衆無線LAN」「Wi-Fi(ワイファイ)ホットスポット」「無線LANホットスポット」などともいう。無料のものを特に「フリースポット」という。

出典 講談社IT用語がわかる辞典について 情報

世界大百科事典 第2版の解説

ホットスポット【hot spot】

ハワイ諸島のようにプレート内部の孤立した地点で起こっている火成活動のこと。マントル深部(もしかするとマントル核境界)から,風のない時に線香やタバコの煙がまっすぐ上に立ち上るように,重力に逆らって線状に上る熱的上昇流(マントルプリュームmantle plume)によって海底リソスフェアのごく狭い地点が熱せられてとけ,マグマ溜りを生ずるためであると考えられる。マントルプリュームの径は数km以下で,長さは100kmをこえ1000kmにもおよぶこともあるらしいが,そのような上昇流がマントルにおいて熱的に安定なことは理論的にも示されている。

出典 株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について 情報

大辞林 第三版の解説

ホットスポット【hot spot】

地球内部からマントル上部の高温の物質が絶えず上昇してくる地点。
革命や武力衝突が今にも起きそうな危険な場所。紛争地帯。
流行の店や最新の施設など、注目されている場所。
コンピューターのディスプレー上でマウスによって指定される位置あるいは領域のこと。
無線によるネットワーク接続ができる公共の場所や施設。また、そのようなサービス。商標名。

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世界大百科事典内のホットスポットの言及

【天皇海山列】より

…ハワイ海嶺から天皇海山列にいたる海山の成因は,マントルプリュームとプレート運動により説明される。地球表面にはアセノスフェアからたえず熱対流が上昇している地点(マントルプリュームまたはホットスポット)があり,ここでは常にマグマが生産され火山活動がおこっている。この上をプレートが通過するとこの地点の上には火山が生じ,通過したプレートの上には死火山,さらにはサンゴ礁,環礁,ギヨーなどが順々に残されていく。…

※「ホットスポット」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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