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ヘス へすHarry Hammond Hess

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ヘス(Harry Hammond Hess)
へす
Harry Hammond Hess
(1906―1969)

アメリカの海洋地質学者。ニューヨークに生まれ、エール大学を卒業。のちにプリンストン大学教授となる。第二次世界大戦中、海軍士官として軍艦ケープ・ジョンソン勤務の際フィリピン海溝中にケープ・ジョンソン海淵(かいえん)(北緯10度27分、東経126度39.5分、深さ1万0497メートル)を発見。また、1946年、北西太平洋でそれまで知られていなかった海底地形であるギヨー(平頂海山)を発見した。この名称は、スイス生まれのアメリカの地理学者ギヨーArnold Henri Guyot(1807―1884)にちなんで、ヘスが命名したものである。その後1960年ころより、ウェゲナーの大陸移動説の復活拡張ともいえる海洋底拡大説をディーツと前後して唱え、今日の同説の確立やプレートテクトニクス理論の先駆者となった。主著に『History of Ocean Basins』(1962)がある。[半澤正男]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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