ヘロデス・フィリッポス(その他表記)Hērōdēs Philippos

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ヘロデス・フィリッポス」の意味・わかりやすい解説

ヘロデス・フィリッポス
Hērōdēs Philippos

[生]前20
[没]後34
ガリラヤ湖東岸地方の領主 (在位前4~後 34) 。日本聖書協会訳ではピリポ。ヘロデ大王と第5夫人クレオパトラの子。父の死後,3人の兄弟の一人として最も貧しいガリラヤ湖東岸地方トラコニティス,バタナエア,オウニティスを与えられ,その領主となり善政をしいた。国内のヘレニズム化政策を推進し,湖畔の町ベトサイダを再建してローマ皇帝の娘にちなんでユリアスと改名。後年,バプテスマのヨハネ断首の原因となったヘロディアス (新約聖書ではヘロデア) の娘サロメと結婚した。

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