ベイツガ

リフォーム用語集 「ベイツガ」の解説

ベイツガ

ヘムロック別名。マツ科ツガ属の常緑針葉樹。漢字では米栂和名はアメリカ産のツガの意味。英名はwestern hemlock。安価であり、日本が北米から輸入する木材の中で最も量が多い。住宅を始め伝統的にスギが使われてきた分野の多くが、ベイツガに取って代わられている。光沢があり、肌目はやや粗い。加工性が良いが。建築材、構造材、造作材、建具材として幅広く使用されている。

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世界大百科事典(旧版)内のベイツガの言及

【ツガ(栂)】より

…青森県岩木山から四国脊梁(せきりよう)山脈までと大分・熊本県境の祖母山にも分布するが,近畿北部と中国地方には産しない。ツガ属は東アジアと北アメリカに10種を産するが,北アメリカ西岸のアメリカツガT.heterophylla Sarg.は高さ70mにもなる巨木で,日本にもベイツガ(米栂)の名で建築材として大量に輸入される。【浜谷 稔夫】。…

※「ベイツガ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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