ベネト州(読み)ベネト(その他表記)Veneto

翻訳|Veneto

デジタル大辞泉 「ベネト州」の意味・読み・例文・類語

ベネト(Veneto)

イタリア北東部の州。ポー川などの下流域の穀倉地帯で、アドリア海の臨海部は広大なラグーナ)が広がる。州都ベネチア。トレビーゾ県・パドバ県・ビチェンツァ県・ベッルーノ県・ベネチア県・ベローナ県・ロビーゴ県がある。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ベネト州」の意味・わかりやすい解説

ベネト〔州〕
ベネト
Veneto

別称ベネチアエウガネア Venezia Euganea。イタリア北東部の州。州都ベネチア。アドリア海にのぞみ,ポー川下流左岸の平野を占め,北はアルプスの一部を含み,オーストリア国境に及ぶ。前2世紀にローマの植民地となり,10世紀以後自由都市が発達したが,15世紀にはベネチア共和国にほぼ統一され,16世紀初頭全盛期を迎えた。 18世紀末オーストリアに支配され,1866年イタリア王国に帰属。肥沃な農業地帯で,トウモロコシコムギブドウのほか各種の果実を産し,酪農も行われ,海岸の港を中心に近代工業が発達している。おもな都市はベネチア,ベロナ,パドバ,ビチェンツァ,キオッジャ,トレビゾ。面積1万 8364km2。人口 445万 2667 (1991推計) 。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

2022年度から実施されている高校の現行学習指導要領で必修となった科目。実社会や実生活で必要となる国語力の育成を狙いとし、「話す・聞く」「書く」「読む」の3領域で思考力や表現力を育てる。教科書作りの...

現代の国語の用語解説を読む