コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

ペメックス Pemex

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ペメックス
Pemex

メキシコの国営石油会社。正式名称は Petróleos Mexicanos。メキシコでは 1917年に天然資源の国家所有を定めた憲法が成立したが,その後もロイヤル・ダッチ・シェルガルフ・オイルなどの欧米資本がメキシコ石油産業を支配していた。1938年,外国石油企業に対するメキシコ人石油労働者のストライキを契機に,ラサロ・カルデナス大統領は石油産業の国有化に踏み切り,ペメックスが設立された。主力のカンタレル油田開発などを進めて世界有数の石油企業に育ったが,近年,カンタレル油田の生産が急減し,新たな油田・ガス田開発の必要に迫られている。他方,重い税負担に伴う投資財源不足,海底油田開発の技術・経験不足,石油産業への外資参入を禁じる憲法の制約などに直面。フェリペ・カルデロン大統領はビセンテ・フォックス大統領に続き,ペメックスの税負担軽減と外資規制の緩和などの石油産業改革を掲げた。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について | 情報

ペメックスの関連キーワードサラマンカPEMEX

今日のキーワード

分水嶺

1 分水界になっている山稜(さんりょう)。分水山脈。2 《1が、雨水が異なる水系に分かれる場所であることから》物事の方向性が決まる分かれ目のたとえ。...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android