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ホピ族 ホピぞくHopi

翻訳|Hopi

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ホピ族
ホピぞく
Hopi

アメリカのアリゾナ州北東部,ペインテッド砂漠に居住するプエブロ族の一民族。モキとも呼ばれる。ユート=アステカ語族に属するショショニ語の方言を話す。人口約 6000と推定される。農耕と牧羊に従事し,トウモロコシ,カボチャ,ダイズ,メロンその他の野菜を栽培する。母系外婚氏族制で,かつては妻方居住婚が盛んであった。男性は籠細工,鳥や雲を抽象化した模様の織物をつくり,女性は家事のほか陶芸に巧みである。一夫一婦制を守り,温和,勤勉,宗教的。毎年冬至の日に催されるイニシエーション儀礼,8月に催されるヘビをくわえて踊るヘビ踊りなどが知られているが,最近は都市の消費文化への関心が高くなり,伝統的な慣習は失われつつある。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

世界大百科事典内のホピ族の言及

【道化】より

…これらの道化は,文化的秩序の中心としての儀礼の主役(神々としてのカチナ)が表す儀礼的荘厳さや社会的価値をからかって擾乱(じようらん)する働きを演ずる。例えばホピ族の夏至祭の中の儀礼では,はじめはカチナたちが村の〈聖なる中心〉である広場で踊っているのに対し,道化たちは広場を遠まきに村の境界近くを回っており,やがてカチナたちに気づかぬ様子で騒がしく広場に入ってきて,カチナに気づくとからかいはじめ,踊りのじゃまをする。カチナたちが退場すると,道化たちによる幕あい狂言が始まる。…

※「ホピ族」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について | 情報

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