ボクサー脳症(読み)ボクサーノウショウ

デジタル大辞泉 「ボクサー脳症」の意味・読み・例文・類語

ボクサー‐のうしょう〔‐ナウシヤウ〕【ボクサー脳症】

慢性外傷性脳症の異称頭部に繰り返し衝撃を受けた人に起こる、進行性の精神・神経症状。引退したプロボクサーにパーキンソン病認知症に似た神経変性疾患が多くみられたことから。プロレスリングアイスホッケーアメリカンフットボールなど他のスポーツでもみられることから、慢性外傷性脳症と呼ぶようになった。→パンチドランカー

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android