ボート語(読み)ボートご

世界大百科事典 第2版の解説

ボートご【ボート語 Votic】

ウラル語族フィン・ウゴル語派の中でバルト・フィン諸語に属する言語。エストニア共和国の北東側で話されている。この言語は第2次大戦でほとんど死滅し,話者は現在20人足らずである。10の母音が母音調和に支配されている。例:koto‐ssa〈家から〉,tšülä‐ssä〈村から〉。名詞は14格に変化する。エストニアの言語学者アリステP.Aristeの文法書がある。文例:tüttö лиgɵв kirjā.〈少女が・読む・本を〉(лは軟口蓋化したl[]では後舌のe)。

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

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