ボーンバンク

百科事典マイペディア 「ボーンバンク」の意味・わかりやすい解説

ボーンバンク

交通事故や骨肉腫の治療のために,死亡した人の骨(ボーンbone)の一部を保存して移植のために提供する機関。日本初のボーンバンクとして,1993年に愛知骨移植研究会が設立された。現在,名古屋大学など7施設が加盟している。 大けがで広範囲の骨を損傷したり,骨肉腫になると,かつては切断をするしか方法がないことが多かった。しかし,最近では医学進歩によって,他の骨を移植することで,自然と新しい骨が生えてきて,復元できるようになっている。 これまでにも,患者自身の骨を移植する自家骨移植は行われていたが,1980年ごろから同種骨移植(他人の骨を移植すること)が増えてきた。摘出した骨は,12時間以内(冷蔵した場合は24時間以内)にボーンバンクに運ばれて,血液軟部組織を取り除き,マイナス80℃の冷凍庫で3ヵ月間保管される。レシピエント(移植を受ける人)が現れると,移植コーディネーターを通じて手術が決定する。 1人の骨が提供されると,5〜10人の患者を救うことができる。ボーンバンクが日本全国にも広がることが期待される。

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

立春から数えて 88日目で,現行暦では5月2日頃にあたる。八十八夜を過ぎればもはや晩霜も終りになるので,農家ではこれを種まきや茶摘み,その他の農作業開始の基準としている。日本では明暦3 (1657) ...

八十八夜の用語解説を読む