マウニショロ(読み)まうにしよろ

日本歴史地名大系 「マウニショロ」の解説

マウニショロ
まうにしよろ

漢字表記地名「万揃」のもとになったアイヌ語に由来する地名。当地一帯は近代に入り万揃まんそろえ村に包含された。仮名表記は「マウニシヨロ」(板本「東蝦夷日誌」、「戊午日誌」毘保久誌など)のほか「マウニフロ」(協和私役)、「マウニソロ」(「蝦夷人物誌」、玉虫「入北記」など)などもある。松浦武四郎は「其名義は不解也」(「戊午日誌」毘保久誌)とする。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android