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マスジェデ・ジョメ Masjed‐e Jom‘e

世界大百科事典 第2版の解説

マスジェデ・ジョメ【Masjed‐e Jom‘e】

イランのイスファハーンにあるモスク。イランにおけるセルジューク建築の傑作。名称は〈金曜モスク〉の意。日本ではマスジド・ジャーミーともよばれる。創設は8世紀といわれるが,旧態をとどめているのはセルジューク朝以降の部分である。回廊に囲まれた中庭を中核とする4イーワーン形式で,南西イーワーンに隣接するドームを架けた大礼拝堂(1092),同じく主軸上にある中庭北東側のドームを架けた小礼拝堂(グンバデ・ハーキー。

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世界大百科事典内のマスジェデ・ジョメの言及

【イスラム美術】より

…セルジューク朝(1038‐1194)時代のイランの建築の特色は,構造・装飾ともに煉瓦の利点が最大限に活かされていることである。イランのモスクの新しい形式は,四辺にイーワーンをもつもので,さらに南側のイーワーンの背後にドームを架けることによってミフラーブを強調している(イスファハーンのマスジェデ・ジョメ)。同様なプランは,モスクのほかマドラサ,キャラバンサライにも適用されている(メルブ~ニーシャープール間の隊商宿リバート・イ・シャラフ,1114)。…

※「マスジェデ・ジョメ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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