コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

マトゥラ美術 マトゥラびじゅつMathurā art

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

マトゥラ美術
マトゥラびじゅつ
Mathurā art

インドのマトゥラを中心とする地方で行われた美術。黄斑のある赤色砂岩を用いて制作された彫刻に代表される。前3世紀以来,ヤクシャ像などの民間信仰の美術が早く誕生している。1世紀後期~3世紀中頃のクシャン時代にはガンダーラ美術と並んで仏教美術が繁栄し,2世紀には堂々たる量感をもつマトゥラ仏が出現した。この時代にはジャイナ教や民間信仰の美術も並び行われた。グプタ時代 (4世紀中頃~6世紀) には均整のとれた流麗な仏像を完成させ,サールナートとともに仏像制作の中心地となった。この頃にはヒンドゥー教美術も活発化し中世期まで存続した。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

マトゥラ美術の関連キーワードクシャン朝美術

今日のキーワード

だまし面接

企業が面談や懇談会と称して就職活動中の学生を呼び出し、実質的には学生を選考する偽装面接のこと。2016年卒業の大学生に対する選考活動の開始時期を、従来の4月1日から8月1日以降へと後ろ倒しする主旨の「...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android