改訂新版 世界大百科事典 「マーレ」の意味・わかりやすい解説 マーレMale インド洋北部のモルジブ共和国の首都。約2km2の小島に,7万4069人(2000)が住む。行政上は4村に区分されているが,島全体が市街地の景観をなしている。主要な国家機関はすべてマーレに集中し,モルジブ・フィッシュ(干しカツオ)をはじめとする海産物の集散地である。1981年に開港した国際空港は隣のフルレーHulule島にあり,出入国管理が行われている。多くの外国人観光客はフルレー島から観光施設のある島へ直航するので首都には立ち寄らない。執筆者:中村 尚司 出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報